新型コロナウイルスが落ち着きを見せはじめ
東京都でも感染者数の数字は減ってきましたね。

まだまだ自粛生活の情勢の最中ですがいかがお過ごしでしょうか。

自粛生活中で家にいることが多いので
新しいことをしてみようかな、とヘアアクセサリーづくりをしてみました。

ヘアゴム初完成!全体の構想



フレーム(外側の銀の部分)が無機質すぎない、ナチュラルな雰囲気のものでやりたいと考えていたのですが
市販では見つけることができませんでした。

もともと真鍮の加工に興味があったのですが
粘土のように形を作って、”自宅で”ガスコンロで焼いて作れる銀粘土を使ってみることにしました。

ヘアアクセサリー作り前編【フレーム(外側の銀の部分)】

銀粘土とは

上記のように
粘土の要領で形を作って
自宅のガスコンロで焼いてシルバーアクセサリーを作ることができます。

金属を焼成するなんて、専用の釜や施設でないとできないと思い込んでいたので
感激しました。

シルバーアクセサリー作成手順もシンプル!

  1. 粘土のようにこねて、形を作る
  2. 乾かす
  3. ガスコンロで焼く
  4. 磨く

アートクレイシルバーを使用しました。
こちらは純度99.9%の純銀ができあがります。

では作ってみます!

0.準備

銀粘土セットと

便利グッズ

・シリコンマット
銀粘土を形作る時に便利です。
公式のオススメはクッキングシートでしたが、品切れだったのでこちらに。
もともとはUVレジンにと販売されていました。
くっつきにくいし、洗って再利用できるので結果的によかったです。
・ヘラセット
粘土コーナーにありました。
形作りに便利です。
銀ペーストを塗るのにも活用できました。(筆を買い忘れた)
・蓋つきびん
あまった銀粘土をペーストにするのに使います。
原材料は価格が高いので無駄にしないためにも!

1.【形作り】粘土のようにこねて、形を作る

[画像準備中]
好きなように形を作ります。

私は細く伸ばして→丸く曲げて→くっつけました

乾くと割れたりひびが入るので、水を足しながらやりました。

注意!
ベトベトになり手にくっついてもったいない気持ちになりました。
銀粘土をラップに包んで水を1滴づつ足して
ちょうどいいくらいまで練るといいみたいです。

失敗談!

私は細くて大きめの円を作ろうとしたのですが
伸ばしていく過程でちぎれます。

長さ・・・長すぎるとクルクル伸ばしていく過程で細い箇所に負荷がかかりちぎれる
太さ・・・細すぎると乾きが早くなって圧で割れる

という感じでした。(涙)

ペーストでくっつけることもできるみたいですが、乾いていてさらに他の部分が割れました。
そうなると水を足して練るところからやり直し。

ほどほどに諦めも肝心。

2.【乾かす】

自然乾燥かドライヤーで乾かします。

説明書きより
・自然乾燥・・・約1日
・ドライヤー・・・15分以上

焼成前に作品をドライヤーで温めた直後。
ステンレスやガラスの上に置いて・・・曇りが出なければOK

※乾燥が足りないと、焼成の時に破裂の恐れがあるそうです

私はドライヤーで乾かしました。
細くて厚みもないので10分程度で完全に乾きました。
カチコチになります。

また失敗談

「台の上」で乾かしていたら
水が抜けてきて 軽量になってきたころ、
ドライヤーの風で銀粘土がふき飛び、粉々になりました。

ああ500円!!(5gの半分で作成)となりましたので床で乾かしましょう!

もったいなかったのでペースト行きになりました。

3.【焼成】ガスコンロで焼く

ここからが楽しい焼成です。
家のガスコンロでやりました。
カセットコンロでもできるみたいです。(高温になるので要確認)

※こちらは体験談ですので、よく説明書などを読んでから行ってください。

ガスコンロには外炎式と内炎式があるようで、外炎式のコンロならできます。(一般的なもの)
内炎式では温度が高くなりすぎるみたいで、作品が溶けてしまうようです。

【使うもの】
キットの中の焼成網
キットの中の焼成カバー(組み立てておく)
冷やす水(ステンレス等金属の容器に)

とっても熱いので気をつけて焼成してください^^

焼成スタート

焼成網をガスコンロに置いて点火します。

網のどこが赤くなるかを確認して一度火を止めます。


一番赤くなったところ(高温)にピンセットで作品を乗せます。
組み立てた焼成カバーを被せます。

強火で5~10分間焼成
(うちは安全装置で火が消えたり点いたりを繰り返していましたが10分で焼成できました。)
一回りほど小さくなったら焼けています!

火を止めて自然に冷やす(20分程度)



水につけて完全に冷やす
(私は水にはつけませんでした)

4.磨く

これまた最高に楽しいところです。
先ほどの白いできあがりを磨いて銀にしていきます。

キットに入っていた針金のようなブラシで磨きます。
思ったより強くて大丈夫です。
磨くのは一方通行の方がきれいになります。

フレーム完成!

ここからレジンに入ります。
後編へ続く→